こんにちは!
イモムシカアチャンです!
昨年は、イノシシにカボチャもスイカも食べられてしまって残念な思いをしました。
少しくらいならいいんです。分け合えば・・・。
イノシシは全部食べてしまうんです。
たぶん、家族みんなでやってきてあっという間に食べてしまうんです。
昨年被害にあってすぐに、電気柵を設置しました。
今年は、まだ実もできていませんが、すでに電気柵を設置しましたので、カアチャンのイノシシ除け対策について紹介したいと思います。
Contents
イノシシの被害が多い時期
一年中ありますが、特に秋にかけてサツマイモ・カボチャ・スイカなどが収穫期を迎える頃が1年中で最も被害が大きくなる時期なので、早めの対策が肝心です。
イノシシの好む環境にしない
イノシシは開けた場所を嫌います。
山林や薮に沿って移動するので、真っ先に狙われるのは山林や薮に面した場所です。
カアチャンの畑の周りは、収穫時期になると周りが完全にとうもろこしに覆われてしまうので、イノシシが隠れながら移動するのに絶好の場所なのです。
ですから、畑の周りを藪にしないように草刈りをしっかりしています。
また、泥浴びが好きなので、湿地を好みます。
野菜くずの捨て場所なんかがあったら大喜びで餌場にしますし、かき回します。
畑の近くに野菜くずの捨て場所を作らないのも大切です。
野菜くずの捨て場所は、イノシシの餌付け場所になってしまいます。
侵入防止策でイノシシを追い払う
侵入防止柵などを設置して、イノシシが立ち入らないようにすることが大切です。侵入防止柵の設置は、最も効果的な方法で他の多くの獣にも効果があります。
カアチャンの畑の周りには、イノシシだけでなく、時々熊も出ますから侵入防止策の設置はやむおえません。
イノシシは、掘り返す能力に優れ、力が強く、鼻先で60~70kgの物でも持ち上げてしまいます。
ジャンプ力もあり、1m程度の高さも飛び越えてしまうのに、20cmの隙間でもくぐり抜けてしまうという優れた身体能力を持つ動物です。
舐めてかかるわけにはいきません。
カアチャンは、とりわけ効果が高いと言われている電気柵を設置しました。
電気柵を設置
電気柵は、触れると電流が流れ、ビックリして近づかなくなるという仕組みです。
イノシシは毛皮に覆われているため、電線が鼻先に触れないと効果がありません。
そのため、鼻先に触れるように、高さを2段、3段にわけて張る必要があります。
カアチャンは2段にしました。
また、周囲の草丈が伸びて電気柵に触れてしまうと漏電してしまい、効果が無くなります。
草刈りをしっかりして定期的にメンテナンスしないといけません。
近所の方に相談して、イノシシ対策用電気柵 ミニ番兵100メートルフェンスキットシステム という商品を購入しました。
◇まず畑の4隅に角杭(木の杭)を打ち込む







◇次にFRP支柱を打ち込む
4~5メートルごとに打ち込みます。






◇パワーユニットに電池を入れる
単1電池を6本使います。









通電していれば、ランプが点灯します。
夜間のみ通電するようにもできます。詳しくはマニュアルに記載されています。



◇ワイヤーを二段張って出入口をつくる
クイッククリップとゲートハンドルという道具がセットでついてきます。
フックを外すと中に入れます。
プラスチック製品なので、ビリッとすることはありませんが、日中は通電させない方がいいと思います。
誰かが万が一触ってしまったら、危険です。
けっこう、痛くてしばらくビリビリします。



ワイヤーは上の段と下の段と通電するようにつなげます。



◇パワーユニットを設置する
まずは、緑のリード線をアースと接続します。
地面に打ち込む銅メッキ製のアースもセットです。



赤いリード線をワイヤーに接続します。



角杭に取り付けるスクリューリングは別売りです。
スクリューリングがなくても、FRP支柱だけで設置できるのですが、カアチャンの畑は100メートルすべて使うので、角に負荷がかかりますので、購入しました。



危険札は必ず取り付けましょう。



さて、今年は被害なく、収穫できるでしょうか!
それでは、おやすみなさい。