2019年10月23日 有機農業原論・その1

2019年10月23日 有機農業原論・その1

こんにちは!

イモムシカアチャンです!

今日は10月23日(水)晴れ。

洗濯物と布団をたくさん干しました。

明日は、野菜ボックスを発送するので、里芋と落花生を収穫しました。来春のために、さやえんどうの畑づくりと畑の片づけもしました。

カメムシが、温かい日中はブンブン飛んでいます。今の時期のカメムシは、室内(冬も温かいところ)に入ろうとしてすごく必死です。

虫の本能、ほんと、驚きます。カメムシとの戦いは続きます。

さてさて、

「生涯現役」「人生百年時代」こんな言葉があちこちに見受けられるようになりました。

出生数が90万人を割った?完全に頭でっかちな人口ピラミッドになっていく社会。若い世代が高齢者を支えるだけの制度では不可能に決まっています。

人生百年時代を迎え、定年後をどう生きるかは重要。一人一人が仕事で培った経験や専門性を仕事に生かすことは、社会にとっても、本人の社会参加の意味でもメリットは大きい。しかし「働きたくない人にまで『生涯現役』を無理強いするのはよくない」とシニアの働き方に詳しいリクルートワークス研究所(東京)の坂本貴志研究員(34)は指摘。「大事なのは、仕事の内容や待遇など、働きたいと願うシニアが生き生きと仕事ができる環境を整えること。それができている企業は少ない」と話す。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201910/CK2019102102000150.html

けれども、この手の記事のほとんどが、「シニアが活躍できる環境整備を」というまとめ方になるのですが、「子育て中の若い世代が一番お金がかかる時期にしっかり稼げるポストにつけるようにする」という前提の上に、「シニアも活躍できる環境整備を」して欲しいです。

しっかり稼げるポストを若い世代にずっと譲らないままシニア世代が居座って、いつまでも若い世代が派遣労働などで冷や飯を食わされるようでは、出生数が増えるはずがないと思うからです。

シニアが働き続ければいいという結論はあまりにも短絡的すぎます。

若い世代も、シニア世代も、バランスよく。当然、健康でないと働けません。働かなければ税金も払えませんから、国にとって国民が健康であることはとても大切なはずです。

安全安心な食べ物、適度な運動、ストレスのない生活。やりがいのある仕事。安心して子育てできる社会。病気や事故やケガ、介護などによる生活不安がない社会。→税収増えるんじゃない???

今日の本「有機農業原論」

さて今日からは、西村和雄「有機農業原論」です。

10月は、有機農業がテーマなのだ。

本にはこんなことが書いてあったよ。
ただ読むだけだと頭に入らないおバカさんなんです。
まとめながら読んでいます。

まとめたところは、わかりやすく斜字にします。

西村和雄氏は、京都大学農学博士。有機農業アドバイザーとして全国を飛び回っているそうです。この本は、2015年が初版なので、4年前の本です。

〇健康管理という概念

ウェルネスという言葉。生命活動が良好な状態を維持しつつ、健康で抵抗力のある身体を維持できている状態を指す。

「土壌」「作物」「家畜」「人」をすべて含めたウェルネスを私は考えている。

けれども、いわゆる土壌分析は、土壌の日沃度を化学分析して、足りないものを補い、土壌を消毒させて病原菌を死滅させる。

作物は、病害虫を農薬によって死滅させ、家畜は、肥育を目的としてホルモン剤を投与したり、病気を予防するために抗生物質を投与する。

人の場合、CT・血液・尿検査など、基礎データをとって、異常数値を改善させるために薬剤と投与したり、病巣部分を切除する。

身体の全体的症状や、患者の精神的な安定性を図るような工夫は欠けている。

対症療法的な措置が基本になっている。

対症療法とは異なる対処法がある。それは全体をみわたしながら、そのなかにある異常・正常・不審な点を見出しながら、バランスを考慮しつつ異常を補正していうやり方である。

ホリスティックな処置法とでもいおうか。

・土壌の日沃度

土壌肥沃判定法では、圃場の随所から土壌をランダムに採種するが、土壌の量は当然膨大である。10万分の1程度の量でもって判定するのだが、そもそも、圃場は場所によって違いがあり、生えている野草も違う。土壌微生物も違うはずだし、水分も、養分も違うだろう。

日沃度だけで土壌のよしあしを判断できるものではないと考えている。

・土壌生物の種組成

土壌中に生息している生物の種類と量は驚くほど豊かである。

1グラムの土壌には1億以上の土壌微生物が棲息している。

日沃度よりも、土壌生物の多様性が地上に生育する植物の種類と生育あるいは適地を決定する重要な意義を持っているのではないか。

あまりにも単純にホウレンソウだけを栽培すれば、トビムシばかりが増える。土壌や作物の健康管理は大切だ。

・作物の健康管理

収量と食味は反比例する。

適度の栄養と水、太陽の光。メタボな作物はありえない。作物は正直に育つ。作物が自立して育ちうる環境を備えてやればいい。

作物の健康管理とは、栄養と薬を与えることではない。人の健康を支え、身体をも支えて、社会生活をみずみずしいものにするべきものだ。

・家畜の健康管理

EUの畜産では、例えば鶏卵では、この鶏卵は平米〇〇羽以下の密度で飼育された云々と表記してある。

のびのびと広さを感じられるような飼育方法が望ましく、満員電車なみの飼育ではストレスが引き金となって、抵抗力や免疫力の低下を引き起こしかねない。

ワクチンや抗生物質の投与だけでもって抵抗力・免疫力の低下を抑え込む方がむしろ間違っている。ストレスから解放された飼育こそが、ウェルネスといえる。

・人の健康管理

人も重いストレスは避けるべきである。

園芸療法というのがある。土にしっかりと根差した植物こそが、病を癒し回復力・抵抗力、そして免疫力を付与するにふさわしいものなのだ。

国民の米消費量が150キロから60キロ近くにまで落ち込んだのは、実は食味が落ちたからではないのか。

反あたりの収量が増えれば、狭いところでたくさんつくのだから、病害虫対処療法も必要になるし、ストレスもかかるから、当然食味が落ちていく。

おなじことが他の農産物でも起きているのではないか。

作物の味が薄いのは、肥料分が必要以上に作物体内へ吸収された場合には、吸収された量に応じて作物の細胞は水分を必要とするからで、このメカニズムが食味を薄くしていると考えていい。

味が薄くなれば、サラダ向きになり、味が薄いから味の濃いドレッシングで味付けをするようになる。生食が一般化したことも味の薄い作物が主流になった一因でもある。

👩‍🌾今日の気づき、学び、ぼやきetc.

消費者の行動も、作物や畜産物の味に影響しているんだなと思いました。サラダが好まれれば、味の濃い野菜は不向きになるから、味が薄くて鮮やかな色合いの野菜を作ろうとする。なるほど。

そして、このような野菜が健康とは限らない。むしろストレスがかかっていて味が薄くなっている。だから、色が濃くなるように作っている。

生物や微生物が豊かで、健康な土壌で、ストレスのない野菜や家畜を育て、ストレスのない野菜や畜産物を食べて、人も健康になる。

理想的です。

健康寿命が長くなれば、生涯現役も可能ですし、若い世代もストレスなく働ければ、社会全体のバランスが整いますから、生物が豊かな状態になりそうです。

全体が健康。どうやら有機農業のキーワードは、ウェルネスのようですね。

⭐️ I hope you have a happy day⭐️

本当に、毎日、いろんなニュースが聞こえてきます。

楽しくて嬉しいニュースだけならいいけれど、心がザワザワする嫌なニュースもたくさん。

でも、今やれることをどんどんやってみようと思います。

写真はインスタグラムに投稿しています。スマホでブログを見た時に、下の方へスクロールするとインスタグラムの写真が見られるように配置を変えましたので、ぜひ覗いてみてくださいね。

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というわけで、今日もお付き合いありがとうございました!

それでは、おやすみなさい。