2019年10月25日 有機農業原論・その2

2019年10月25日 有機農業原論・その2
2019年10月25日

こんにちは!

イモムシカアチャンです!

今日は10月25日(金)一日中、雨。また、あちこちで避難勧告。

お風呂の浴槽を朝のぞくと、底に砂?泥?みたいなものが沈殿していることに気づきました。

水道に砂が混じってる?

急いで、水道課に電話したら、飛んできてくれて対応してくれた。神対応。

1軒1軒の家の水道管がどことどうつながっているか、すべて頭に入っているらしく、グンマー帝国の力を垣間見てしまいました(笑)。

すごい個の力。

外はまだどしゃぶり。買い物に出かけたら川は轟轟。上流域がこの調子では、下流域はもっと大変だろうと思う。大きな災害はもう起きないで欲しい。どうかおさまってください。

先日、原発事故で、先祖代々の土地で農業ができなくなってしまった農家が東京電力を訴えた裁判に判決が言い渡されました。

福島県の農家8人が、原発事故前の農業を取り戻したいと、5年前(2014年)、東京電力を訴えた裁判に、おととい(15日)、判決が言い渡されました。農家たちは、金銭的な補償は一切求めず、農地から事故で飛散した放射性物質を取り除いて欲しいという、その一点だけを求めてきました。

(中略)

裁判長は、鈴木さんたち原告の訴えを退けました。 主な理由は、原発から飛散した放射性物質はすでに土と同化しているため、東京電力の管理下にはなく、むしろ、農家が所有しているといえる。故に、東京電力に放射性物質を取り除くよう請求することはできない、というものでした。

https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/10/1017.html

農家が所有している放射性物質ってなんやねん!というのがカアチャンの正直な感想。山のきのこの放射性物質は、山の持ち主が所有してるっつーことになるねんな?

原発事故も災害が発端だけれども、結局は人災やん!

めちゃくちゃな判決。かわいそうやわ(泣)。

今日の本「有機農業原論」

さて今日は、西村和雄「有機農業原論」です。

10月は、有機農業がテーマなのだ。

本にはこんなことが書いてあったよ。
ただ読むだけだと頭に入らないおバカさんなんです。
まとめながら読んでいます。

まとめたところは、わかりやすく斜字にします。

〇有機農業に技術はありえるのか

有機農業には確かに技術はあるが、その技術を理解するには多少の困難が伴う。

なぜなら、現代農業を支えている現代科学の知識だけでは説明がつけにくいことがあるからだ。

大学で学んだ知識だけでわかった気になったとしても、実際にはわからないことがたくさんある。実際の農業では、一つひとつの作物の一生、播種から開花結実に至るまでの全期間、すべてにわたって理解しなければみえてこないことがあるからだ。

農家の技術を理解するには、作物の生育を緻密に観察するだけの注意力と、作物に何が起こっているのかを見抜くだけの洞察力も必要となるに違いない。

・還元主義

有機農業の技術がすべてといってよいほど、有機栽培農家の知恵と工夫で成り立ってきた民間技術である。

民間技術を一顧だにすることなく切り捨てている、大学に巣くう「還元主義」。これは「方法序説」で有名なルネ・デカルトに起源をもつ。

自然現象を、構成している個々の要素に分け、それぞれの要素について解明すればやがて全体像がみえてくるというのである。

「世界を機械にたとえ、世界を構成している個々の部品を個別に解明したのち、最後に全体を大きな構図でみれば、機械を理解できるように、世界が理解できる」という趣旨のことをデカルトは述べている。

ただし、個々の要素が複合的に交錯しているとか、あるいは要素同士が重層的に配置された場合には、要素の和あるいは集合だけで説明できる以上のものが存在する。

還元主義だけで説明できない。

物理学や化学の分野ならともかく、生物学の分野では途端に難しくなる。

生物は、機械とは異なって意思をもつ存在であり、自らの環境だけではなく、自らをも改変する能力があるからだ。

・多様性の意味と意義

有機農業の農地は複雑である。個々の要素を分解し、とり上げてもそれぞれの要素が互いに影響しあう組み合わせを考えるだけでものすごい数になり、簡単に結論など得られるものではない。

農地全体をみながら解析・判断してゆく方法をとるべきであろう。農地に生育している野草の種類や生育の仕方、作物の葉色と生育そして土壌の団粒構造や膨軟さなどを総合的に見て判断する。

野草の種類と土壌酸度との関係・作物の育ち具合・作物葉の展開順序と個々の葉の大きさと葉と葉が茎から出ている間隔、個々の葉にひろがっている葉脈の展開状態、などをみること。

作物の株ごとの健康状態と根の展開状態の推定。

圃場全体でみた作物の出来具合と土壌の状態の観察。

そうして、圃場の土壌肥沃度や均一性、問題点などが見えてくる。

有機農業の技術に完成系はなく、常に自己革新を伴いながら現在行われている技術について学ぶことが大切。

〇育土論

土はつくれるものではない。

土壌中には、ものすごい数と種類の生物が棲息している。さらに土壌微生物にいたっては、さらに10倍もっとそれ以上にいるかもしれない。

土の中にいる生物を育て、増やすこと。土を育てる。育土なのである。

地力本体あるいは実態は、土壌のなかに無数にいる生物が保持している養分に他ならない。

土の中へ有機物を入れる行為はそのまま、土壌生物に食物を与えることになる。

バランスのいい食べ物を土の中に入れる必要がある。木には木を、草には草を返すのがいいと有機栽培のベテラン農家が教えてくれたことがある。

👩‍🌾今日の気づき、学び、ぼやきetc.

放射能性物質が含まれている土壌。そこに住む生物、微生物は被ばくしているということになるんだなって哀しくなりました。

土を入れ替えても、原発事故が起きる前と同じ土、土壌生物と微生物は戻ってこない。賠償しても戻らないんだよ!

先祖代々、育土を繰り返しながら、育ってきた土壌生物と微生物なのだから。

想定外の出来事が起きた時に制御できなくなる原発なんて、ダメでしょ。

ふと、土を育てる勉強をしていたら、ぬか床を思い出しました。

ぬか床も、微生物を育てる作業。きゅうりは、ぬか床に住む微生物のために入れる食べ物であって、微生物がきゅうりを発酵してくれておいしいぬか漬けになる。

あぁ、そうだ。ぬか床は育てるもの。土も育てるもの。

そういうことか、と合点がいきました。

被ばくした土壌生物や微生物に、健康な土壌生物や微生物を混ぜても、元には戻らないのかな、どうなのかな。壊れたDNAはつながってしまうのかな、放射性物質をも分解してくれる微生物はいないのかな、どうなのかな・・・。悶々。

もう一度、土を育てることはできるのだろうか。

⭐️ I hope you have a happy day⭐️

本当に、毎日、いろんなニュースが聞こえてきますね。

楽しくて嬉しいニュースだけならいいけれど、心がザワザワする嫌なニュースもたくさん聞こえてきます。

でも、今やれることをどんどんやってみようと思います。

写真はインスタグラムに投稿しています。スマホでブログを見た時に、下の方へスクロールするとインスタグラムの写真が見られるように配置を変えましたので、ぜひ覗いてみてくださいね。

というわけで、今日もお付き合いありがとうございました!

それでは、おやすみなさい。

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