こんにちは!
イモムシカアチャンです!
今日は10月27日(日)曇ったり、晴れたり、雨が降ったり。
朝から、普請で地域のお手伝い。包丁とまな板を持って、おでんやきのこ汁などを仕込んで、ふるまってきました。
地域の味、こういう時じゃないとなかなか知り得ないので、面白かった🙆
でも、やっぱり足は疲れました💦立ちっぱなしだったから~😆
さてさて、
『赤とんぼやミツバチの異変の陰に「ネオニコ」』という記事を読みました。
「ネオニコチノイド」と呼ばれる殺虫剤は、人には安全だと言われ、国内外で広く使われています。ただしミツバチやトンボの生態、さらに最近では鳥の生態にも影響が指摘されており、欧州では規制が強まっています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191022-00000002-mai-env
そして、この「ネオネコ」、犬や猫のノミ駆除剤「フロントライン」にも使われていることにショックを受けました。昨年まで使っていました・・・。
勉強不足でごめんね。ちゃこ、ミミ、ママ、ハク😢
蟻の巣を消滅させる粉や、コバエを捕るホイホイなども、使っていました。知らないということは恐ろしいことです。
ハチの大量死、赤とんぼの激減の原因のひとつといわれているネオニコチノイド系農薬。タバコに含まれるニコチンに似た成分(ネオニコチノイド*)をベースとする殺虫剤です。1990年代に登場し、現在世界で一番使われている殺虫剤といわれています。環境への影響だけでなく、神経発達障害との関連など人への影響も明らかになりつつあります。海外では規制強化の動きが見られますが、日本ではむしろ緩和の方向に向かっており、近年、環境保護団体や研究者などから規制強化や適正な影響評価を求める声があがっています。
https://www.actbeyondtrust.org/project-neonico/
一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト のネオニコチノイド系農薬問題に対する取り組みが、多岐にわたっていて勉強になりました。
また、各国のネオニコチノイド農薬の規制状況をまとめた「有機農業ニュースクリップ」も分かりやすかったです。
今日の本「有機農業原論」
さて今日は、西村和雄「有機農業原論」です。
10月は、有機農業がテーマなのだ。
本にはこんなことが書いてあったよ。
ただ読むだけだと頭に入らないおバカさんなんです。
まとめながら読んでいます。
まとめたところは、わかりやすく斜字にします。
〇除草論
・除草あるいは抑草の技術
種子は光・水がかならず必要とされる。
農地に出現する野草は、わずかでも養分、とくに窒素成分があると一斉に発芽する。肥料を施すとびっしりと発芽する。
抑草のコツの第一は、光をさえぎることであろう。刈り草を作物のまわりに敷き詰め、地表まで光が届かないようにすること。
刈り草に種子が付着しないように、野草は花が咲く前にからなくてはならない。
野草は、花が咲きだすと、刈った直後でもすぐに花から種をつけてしまう。
草をつぎつぎに敷いてゆくので、畑の様相は森林の床のようになってくる。新しい落ち葉がつぎつぎと落ち、その下では堆積した落ち葉がゆっくりと分解してゆく。土との境界部分は真っ黒な土に近い状態となり、白い根が縦横に走っている。
この境界は、土壌生物にとって、有機物を分解する現場となる。無数の土壌動物がひしめき、それらの捕食動物も含めて、分解と生成の現場ともなる。
この方法は、家庭菜園向き。
・ヘアリーベッチを使う
ヘアリーベッチとは、レンゲのようなマメ科の草本植物のこと。
カラスノエンドウ・レンゲもベッチの仲間となる。
20センチ上のマット状になって、まるで緑のじゅうたんのように広がる。マットの下敷きになった野草は光をさえぎられて黄色いもやしみたいになる。
ヘアリーベッチは、筋蒔きするといい。筋蒔きした箇所に目印をつけておき、十分にマットが伸びた時をねらって、筋蒔きした株元だけに草刈り機の刃を入れて茎を断ち切る。そうすると、マット状のヘアリーベッチが畑をおおいつくしたままで枯れ、みごとは被覆となる。
ヘアリーベッチの被覆マットをかき分けて、ポット苗を移植し、被覆マットを元にもどしておけば、初夏までは除草の手間がない。
・いっそのこと野草で畑をおおってしまう
畝間も野草でおおいつくし、その野草にはけっして花や実をつけさせないようにする。
生きている野草で土をおおってしまい、新たな野草の発芽を抑えてしまう。
野草の新芽は、地表すれすれからほぼ5センチまでの高さに潜んでいる。刈りこんだ草を作物の周辺に敷く。
10アールくらいの畑に向いている。
1アールは、100平方メートル。(例)10m×10mの広さ。
10アールは、 その10倍。1000平方メートル。
👩🌾今日の気づき、学び、ぼやきetc.
殺虫剤や除草剤。作業効率を一番に考えるとこんなに便利なものはないと思います。
もっとたくさん、もっと安く、もっと揃えて!
そんな規格で野菜を作ろうと思ったら殺虫剤や除草剤の使用は増えていってしまうのでしょう。
『ラウンドアップのグリホサート、髪やパンから検出』この記事だって、読むとパンを買うのが怖くなる。
殺虫剤も除草剤も使わないで!って思う。
でも、庭の草むしりだって大変なんだもの。
夏日に100坪の畑の草むしり、高齢の生産者がいったいどれくらいの時間やれるのだろう。
カアチャンは、夏は朝早い時間に陽射しが強くなる前に2時間くらいやるようにしているけれども、100坪なんて終わらない。
除草剤を使わないというのは大変なことなんだ。
そして、殺虫剤を使わずに、虫食いのない野菜、虫のいない野菜を作るのも大変なことなんだ。
健康な畑には生物や微生物がたくさんいて、いろんな野草が生えているのが当たり前。
虫食いも当然ある。
虫食いが少なくなるようにするためには手をかけるしかない。
消費者の意識も変わらなくてはならないし、生産者ももっと勉強して研究しないと。
学ばなくっちゃ。試さなくっちゃ。
⭐️ I hope you have a happy day⭐️
本当に、毎日、いろんなニュースが聞こえてきますね。
楽しくて嬉しいニュースだけならいいけれど、心がザワザワする嫌なニュースもたくさん聞こえてきます。
でも、今やれることをどんどんやってみようと思います。
写真はインスタグラムに投稿しています。スマホでブログを見た時に、下の方へスクロールするとインスタグラムの写真が見られるように配置を変えましたので、ぜひ覗いてみてくださいね。
というわけで、今日もお付き合いありがとうございました!
それでは、おやすみなさい。