2019年12月14日 タネと内臓・その3

2019年12月14日 タネと内臓・その3
2019年12月14日

こんにちは!

イモムシカアチャンです!

今日は12月14日(土)曇り。

今日は、土間に換気扇を取り付けました。かまどの煙突の眼鏡石を外し、換気扇をセットしたのです。これで土間で七輪を使えるようになります!

七輪は、近所のおばあちゃんも日常的に使っていて、その辺に落ちている杉の枯れ葉や松ぼっくりでお湯や味噌汁くらいなら簡単に沸かしてしまいます。いつも「何だかいいなぁ」って思って見ていました。でも、すっごく煙がでるので、さすがに近所のおばあちゃんも玄関先で燃やしています。

換気扇は付きましたが、室内で燃やすにはやっぱり炭にしないと難しいですね。細い枝や松ぼっくりを炭にするのはトオチャンの宿題ってことになります。

12月13日(金)は、整体に行ってきました。ギクシャクしているところを見つけてくれます。施術を受けると体全体が緩んでしまうみたいで、帰宅後はいつも爆睡してしまいます。みんなで夜まで眠ってしまいました。

ところで、先日、テレ東NEWS(ユーチューブ)で「 麻生副総理兼財務大臣が閣議後の会見で安倍総理の「総裁4選」に言及しました」という映像を見ました。

麻生氏の表情と態度がすっごく怖い。

質問した記者さんが間違っていたとしても(東京新聞?テレ東?)、あの表情と態度はやりすぎです。

皮肉たっぷりの意地悪な言葉をニヤリとつぶやく麻生氏の映像は、いままでも見たことがありますが、今回の映像は皮肉というより、公共の電波にさらしてぶっ潰してやるぞという空気をビンビン感じてしまいました。すごく、怖かった。(あくまでも主観なので、リンク先をボタンにしておきます)

パワハラにトラウマがある人は見ない方がいいかもしれません。

質問した記者さんは、大丈夫かしら。寝込んでないかしら。

ノーカットの映像はこちら↓

今日の本「タネと内臓」

さて今日も、吉田太郎「タネと内臓」です。

12月も、有機農業がテーマなのだ。

本にはこんなことが書いてあったよ。
ただ読むだけだと頭に入らないおバカさんなんです。
まとめながら読んでいます。

まとめたところは、わかりやすくグレーにします。

〇小さな百姓と町の八百屋が最強のビジネスに(フランス)

フランスは、アグロエコロジー先進国だ。「モンサントの不自然な食べもの」(マリー=モニク・ロビン監督、2008年)という映画は、国会議員も含め150万人が観た。誰もがショックを受け、フランスは遺伝子組み換え食品に対して厳しい政策をとるようになった。

フランスのカーン大学の教授は、2009年に初めて、遺伝子組み換え食品のラウンドアップの残留物が有害であることを明らかにした。10万倍以上に稀釈しても、溶液をかけるとヒトの細胞は24時間以内に死んだ。呼吸が抑制され、細胞膜やDNAもダメージを受けたという。

2014年は、国連の「国際家族農業年」で、この一環としてFAOは「アグロエコロジー国際シンポジウム」を開催するが、2012年のフランスの「アグロエコロジープロジェクト」の動きがけん引したと言われている。

国連が家族農業やアグロエコロジーを評価した理由には2つある。

1つ目は、グローバル市場では食料安全保障がとうてい達成できないことが明らかになったことだ。世界各地で目にされているのは、食料があふれる中で飢餓が増え続けているという奇妙な現象だ。

飢餓問題は、「量」の問題ではなく「配分」の問題であるとするならば、グローバル市場による食糧安全保障が目指す増産という論理は破綻しているということになる。現在の生産、流通、消費システムを根底から改革するしかないということだ。

2つ目は、食料危機には、環境、エネルギー、気候変動、社会構造など複雑な因子が絡み合っている。単純な市場の論理だけではとうてい歯が立たないことがわかったことだ。

小さなコミュニティという地元レベルで、エコロジー的にも経済的にも健全な対策をトータルに講じていくしかない。アグロエコロジーに取り組む地域は、栄養失調や飢餓問題で着実に成果を上げている。

一般的には、小規模な家族農業よりも大規模な企業型農業の方が競争力があるという見解が主流だ。

けれども、オランダのワーヘニンゲン大学の教授は、現在の農業経済学はマクロ経済とミクロ経済の複雑な関係性を捉えきれない致命的な欠陥があると批判した。

例えば、「生産性」には、「労働生産性」「土地生産性」「投入資源当たり生産性」など様々な指標があるが、農業経済学では「労働生産性」のアップだけを重視している。

小規模農業の方が面積や家畜当たりの生産性は高い傾向があるし、収量も多い。いまは政府からの補助金や支援政策があるために大規模農業ほど有利になっている構造だ。

農業をより百姓化することで家族農業の強化を目指す動きが加速している。フランスでは、アグロエコロジープロジェクトにより、経済・環境・社会という三分野を統合することで従来の農業モデルの転換を目指している。

2025年までに農業者がアグロエコロジーに転換することを目標に掲げ、同時に現在の経済成長モデルを見直し、別のやり方で生産・消費することを目指している。

農業省・農業協同組合・研究機関・農業教育機関・環境保護NGO・食品加工会社なども巻き込み、人々の意識転換のためにあらゆる関連分野をカバーするプロジェクトを構築して進めている。

生産方法が変われば、マーケティングも流通も変わるので、川上から川下まですべての関係者を巻き込む公共施策になっている。

アグロエコロジーは、水や養分の農場内循環を促進することで地力を工場させ化学肥料を減らす。耕畜連携、輪作、間作を奨励して、生物多様性を維持することで害虫を自然に防除し農薬を減らす。

農業生態系内における生物の相互作用を生かせるかどうかがポイントになる。各農場による外部環境への変動が小さくなるからだ。

アグロエコロジーのメリット
①投入資材経費が削減。地力向上、生産性向上。
②持続性が高まり、想定外の出来事に対するレジリエンス(立ち直る力)向上。
③収入源が多様化することで、経済的なレジリエンスも改善。地域発展の支えとなる。

レジリエンスとは、病害虫の発生や霜害、災害などの外的ショックを受けても元に戻れる能力、立ち直り力のこと。

土壌中の有機物含有量を増やせば、土壌は肥沃になり、生産的となり、土壌侵食や気候変動に強くなる。かなりの炭素量を土壌中に隔離することで気候変動防止にも寄与できる。

アグロエコロジーは気候変動への対応策となりうる。アグロエコロジーの成否は、農業生態系を管理するスキルを各現場で農民たちが高めることが前提になる。

決まりきったやり方を上から押し付けるのではなく、たえず試行錯誤やイノベーションを重ねていくことが求められる。

主役は各農場にある。草の根での実践や実験を奨励していくことが鍵になる。鍵となる10ポイントをチェックリストとして提示している。

1.教育(今日と未来の農民を育成)

2.多様なステークホルダー、経済環境懸念グループの関わり

3.農薬使用の削減

4.整体的防除とオルタナティブな防除(アブラムシ防除にテントウムシを使うなど)

5.家畜への抗生物質の使用を削減

6.ミツバチ(持続可能な養蜂を開発)

7.家畜廃水からのメタンガス利用

8.有機農業を促進

9.地元に適した種子のストックを選抜育種

10.アグロフォレストリー(生産を改善するために木を活用)

「食料主権」という人権概念がある。「食料主権なきアグロエコロジーは単なる農法にすぎず、アグロエコロジーなき食料主権は絵空事にすぎない」というスローガンを掲げている。

自分たちが生産したり食べるものはどこの馬の骨ともわからない多国籍企業ではなく自分たちがきめるべきだとの人権概念だ。

小規模農家の将来の安全を約束し、小規模小売業者も不利にならないよう調停者を任命することで、集団訴訟を実施できる権利も設けるなど、フランスの新農業法にはアグロエコロジーの社会性を意識したものとなっている。

理念だけでは実現しない。将来世代のために夢あるビジョンを構築している。

アグロエコロジーの評価として、農村の景観レベルで、資源管理がきちんとできるよう仕組みを構築し、教育カリキュラムにアグロエコロジーを組み込み、農科大学で学ぶ学生たちにアグロエコロジーを教えるための研究者を雇い入れるなど環境を整えている。

「地場農産物を地元の八百屋で買えば町は蘇る」社会をよくしたいという気持ちがあっても、未来への不安から行動するよりも、よりよい未来を描きこうありたいと願う未来に向けて楽しみながら行動しようというポジティブなビジョンだ。若者たちにはアグロエコロジーを実践できる能力もスキルもある。

「別のやり方で生産しよう」をキャッチフレーズに次世代の農民たちに期待を寄せている。

👩‍🌾今日の気づき、学び、ぼやきetc.

フランスのアグロエコロジーの話をまとめていたら、深いため息がでてしまいました…。

兎にも角にも、アグロエコロジーって何だろう?

これもまた定義がはっきりと定まっていないみたいですね。農法的には生態系に配慮した有機農業を目指し、実践していきながら、その先の様々な問題解決、草の根運動、社会運動…国連の持続可能な開発目標(SDGs)の理念にも通じているそうです。

非営利団体「クリステンセン基金」が制作したというイラストが、アグリカルチャー全体を俯瞰していると紹介している記事があったのでボタンにしておきました。

かわいいイラストだと思いませんか?色合いも好きです。ポスターにしたくなりました。

自分にできることから始めよう!別のやり方でやってみよう!アグリカルチャーへの入口が、とても低く設定してあって、入りやすそうです。

環境運動家のグレタ氏が電車で移動している写真を見て、「電車だって環境負荷かかってるじゃん!」って非難している人を見ると、チャチャ入れるのはやめようよって思います。

後ろで誰かが糸を引いていると言う人もいるけれど、もし本当に後ろに誰かがいたとしても、本人がやりたいことを実現するためにその糸を自ら手繰り寄せているのかもしれません。

環境問題を何とかしたくて、国連でスピーチをするグレタ氏がいて、登山しながらごみを拾う人がいて、枯れた杉の葉でお湯を沸かそうとする人がいて、電気を使わないように頑張る人がいて、慣行農業から有機農業に切り替える人がいて、いろんな水脈から遡っていった先に未来があるというような…アグリカルチャーというのは理念であり行動原則なんだと理解したんだけど、違うかなぁ。。。

⭐I hope you have a happy day⭐️

冬ごもりの季節は、忙しくなること必須なので、日記を毎日書くのは難しくなるかもしれません。投稿しない日もあるかもしれませんが、心配なさらずに。

それでも、写真はインスタグラムに投稿できると思います。生存確認はインスタグラムでお願いします(笑)。

というわけで、今日もお付き合いありがとうございました!

それでは、おやすみなさい。

お知らせ!

野菜ボックスのことや野菜づくりのことは、「イモムシ農園ブログ」で更新しています!

ロゴ