2019年12月21日 タネと内臓・その6

2019年12月21日 タネと内臓・その6
2019年12月21日

こんにちは!

イモムシカアチャンです!

今日は12月21日(土)晴れ。さすがに買い物に行かない日が続くと、畑の野菜がダイコンとハクサイしかない季節なので、野菜が食べたくなります。

近所の小さなスーパーにキャベツともやしを買いに行きました。そして、パプリカを買いました。

我が家のぬか床がとても元気なのです。毎朝真っ白い膜が張っています。乳酸菌が活躍しているのでしょう。ダイコン、パプリカ、きゅうり、ニンジンなどを毎日変えながら漬けているのですが、きゅうりばかり漬けていた夏よりも調子がいいです。

12月20日(金)は、日中よく晴れていたので、薪ストーブの灰をとりました。

薪ストーブの灰は、なかなか冷めません。小さな熾火がたくさんあって、じんわりといつまでも温かいのです。けれども、杉の葉などを入れるとあっという間に火がつきます。

しっかり灰をかき回し、熾火がなくなり、灰が冷めてから、蓋付の缶でできたバケツに捨てます。バケツに蓋をして、1週間くらいは空気に触れないようにそのまま放置して、やっと安心できます。熾火はまるで生きもののようです。

今日の本「タネと内臓」

さて今日は、吉田太郎「タネと内臓」です。

12月も、有機農業がテーマなのだ。

本にはこんなことが書いてあったよ。
ただ読むだけだと頭に入らないおバカさんなんです。
まとめながら読んでいます。

まとめたところは、わかりやすくグレーにします。

〇腸内細菌が健全化すれば心身ともに健やかに

『ヒト及び動物の表情について(チャールズ・ダーウィン 1872年)』に「消化管の分泌物は感情の影響を強く受ける」と書いてある。

脳と腸は別々に思えるけれども、ダーウィンは脳と腸はつながっていることを見抜いていた。誰もがそれを実感している。ストレスや不安があれば腹が下るではないか。

自閉症患者の腸内細菌は多様性が乏しいと言われている。腸が健全化すると症状が緩和することも臨床試験からわかってきている。

話は腸と脳がつながっていることにとどまらない。腸内細菌は心のありようすらも左右している。腸には独自の神経細胞が2億~6億も集中して存在している。

例えば、モルモットから腸だけを切り取ってもベルトコンベヤーのように食べ物を一定方向に運ぶこともできるし、食べ物の質を独自に判断して毒であると判断すれば下痢や嘔吐で体外に排出することもできる。

脳とは別に命令を発信する機能を持つ臓器は腸だけだ。腸から発信されるシグナルは脳にも作用している。

腸の判断を脳に伝える役割を担っているのは、神経系・迷走神経だが、この迷走神経は、有害成分が脳に入り込まないようにガードしている血液脳関門を迂回して腸と脳をつないでいる。腸が破傷風菌に感染するとその神経毒が脳神経を犯してしまうのはそのためだ。

進化史的に見れば、単細胞生物が多細胞生物へと進化していく際に、まず獲得された器官は脳ではなく腸であり、腸が消化・排泄をし、心臓や肺などの器官が生まれ、それをコントロールする必要性から自立神経が生まれ、最終的に脳が生まれた。腸のシステムが脳に応用されている。

腸内細菌が脳や心に影響することを決定づけた最も有名な実験に、アイルランドのコークカレッジ大学の教授が2011年に行ったマウスの「強制水泳試験」というのがある。

円筒刑の容器にマウスを閉じ込めて水を注げばマウスは必至で泳ぐが次第に疲れ切って諦める。抗うつ薬を投与すれば、めげることなく泳ぎ続けるが、ごく普通のヨーグルト菌などを食べさせたマウスにも同じ気力改善効果が見られた。腸内細菌がいっぱいいれば、ストレスを受けても鬱にならないことがわかったのだ。さらに、腸内細菌がいない無菌マウスの脳はまともに発達していないことも判明する。

無菌マウスの脳では健康なマウスに比べて、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)等がかなり乏しい。

腸内細菌がいるおかげで腸内で神経伝達物質が合成されている。分泌できる化学物質には、ドーパミン、セロトニン、GABA等、気分を左右するのと同じ物質もある。乳酸菌やビフィズス菌の中には、GABAを生産できる種があるし、乳酸菌の亜種は、アセチルコリンを作り出す。トリプトファンを分泌できる細菌もいれば、ノルアドレナリンやドーパミンを産み出す種もいる。セトロニンの原材料はトリプトファンで、卵、魚、乳製品に多く含まれているが、その合成にはビタミンB6が欠かせない。このビタミンB群を合成しているのも腸内細菌なのである。

「腸内細菌は脳のニューロンの配線を変えることで不安や行動に影響しています」とカナダのマックマスター大学の教授は言う。学習や記憶と関連する脳領域、海馬の発達も腸内細菌に左右される。すくなくともマウスにおいては腸内細菌によって加齢に伴う記憶力の低下を逆転できることが見出されている。

2016年にヤクルト研究所が発表した研究では、試験前にラクトバチルス・カセイ・シロタ株、すなわちヤクルトを飲んだ医学生はストレスホルモン、コルチゾルのレベルが低くストレスをさほど感じておらず、試験後もセロトニンのレベルが高かったという。

セロトニンが不足すると心のバランスが崩れて、慢性化すれば鬱病になってしまうし、ドーパミンはモチベーションや意欲の源泉となっている。心の健康を保持するうえで欠くことができない神経伝達物質を腸内細菌が作り出している。

腸内細菌が作り出す神経伝達物質によって腸内の感覚神経細胞が刺激され、迷走神経を介して脳への電気インパルスが送られそれが気分を左右している。

病理学が得意とするアンチバイオティクス(抗生物質)は「病気の原因である病原菌を退治すればよい」という治療的発想であるのに対して、プロバイオティクスは生物同士の共生を意味する。あらかじめ体内に善玉菌を仕込んでおいて健康になるという発想だ。

この発想から、腸内細菌ビジネスが生まれる。腸内細菌を破壊する遺伝子組み換えで作られた異性化糖、抗生物質やグリホサートを多用した食品で、腸内細菌を危険にさらしながら、一方で、腸内細菌を活かしたビジネスにも力を注ぐ。

患者の腸内細菌の構成を変える治療の研究も進んでいる。けれども、ある病状を抱えた人に特定の腸内細菌がいることは明らかだが、その細菌と病状との因果関係ははっきりしていないし、腸内細菌の構成も何が理想なのかはっきりしていない。まだ多くの研究が必要な分野なのだ。科学よりも宣伝が先走っていることを懸念すべきだ。

腸内細菌を健全化するにはどうしたらいいのか。新鮮な野菜や発酵食品を食べ、ストレス過多を避け、運動をすることが腸の健康への王道である。善玉菌を増やすにはその餌になる物質が必要で、腸内の既存細菌を養うために必要なのは食物繊維なので、サプリメントでは野菜中心の食事を代替することはできない。

座りっきりの運動不足の生活や質の悪い食事、抗生物質を服用すれば腸内細菌は多様性を失い激減する。心の健康すら影響を及ぼすということ。

DNAの見地からすれば、人間であるよりも私たちは微生物だと受け止めなければならない。

👩‍🌾今日の気づき、学び、ぼやきetc.

我が家で一番元気な生きものは、ぬか床です。ぬかどっくんと呼んでいます。ぬか床を育て始めて何年になるだろう?腐らせたり、カビを繁殖させてしまったりしましたが、生き返らせながら今日に至ります。

毎日、ぬかどっくんの蓋を開けると、白い乳酸菌が活躍している様子がわかります。

今は、畑の野菜がダイコンとハクサイばかりなので、買った野菜を漬けるしかありませんが、中でもパプリカが一番好きです。酸味と甘みがドレッシング代わりにもなります。塩味がごはんのおかずにもなります。

確かに、腸内細菌ビジネスをあちこちに感じますね。腸内細菌という文字が雑誌や本の表紙に見かけるようになり、スーパーのヨーグルト売り場も大きく広がりました。いろいろなヨーグルトがありすぎて、よくわからない状況になっています。

ぬか床の乳酸菌は、自分で育てたもの。愛着が湧いてきます。この乳酸菌がお腹でも活躍するんだなぁなんて思いをはせると、お腹の中で乳酸菌を飼っているような、なんだか不思議な気持ちになってきます。

そして、春になったら、土も微生物だらけにしないといけませんね。土壌微生物です!ぬか床がうまくいったように、土壌微生物もうまくいけばいいのですが。あれこれ試してみたいと思います。

カアチャンは、この年になってようやく気付いたのですが、自分で作るのが楽しい!と思える性格のようです。

時々、もう何にも作りたくなくて、外食したくなることがあります。けれども、外食の選択肢がないほどの田舎に住んでいるので、結局自分で作ろうという気持ちに戻ってきます。

でも、裁縫やお菓子作りは苦手です。緻密さがないのです。

パーフェクトじゃなくてもいいよね…。みんな得意なものも好きなものも違っていいですよね。裁縫が苦手な人がいてもいいよね。

得意なものが違うからチームは強くなるんだと思います。

主義主張よりも、一致する点で結集して、それぞれの得意分野で力を発揮すればいいじゃん、と緻密さに欠けるカアチャンは楽観的です。

それから、記録として残しておきたいこと。

ジャーナリスト伊藤詩織さん(30)が、元TBS記者山口敬之氏(53)から性暴力を受けたとして、1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、勝訴しました。

東京地裁は18日、「酩酊状態で意識がない伊藤さんに合意がないまま性行為に及んだ」と認定して、山口氏に330万円の支払いを命じました。

この事件も、表出している問題は、山口氏と伊藤氏の問題ではあるけれども、背景にある人間関係の気持ち悪さが次々と露呈してくるにしたがって、当人たちだけの問題ではない見え方に変わりつつあります。

最高裁まで争うようなことになるのでしょうか。裁判官はどんな人なのでしょうか?心配ですね。

⭐️ I hope you have a happy day⭐️

冬ごもりの季節は、忙しくなること必須なので、日記を毎日書くのは難しくなるかもしれません。投稿しない日もあるかもしれませんが、心配なさらずに。

それでも、写真はインスタグラムに投稿できると思います。生存確認はインスタグラムでお願いします(笑)。

それでは、おやすみなさい。

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