ちゃこの目眩、犬と塩分のこと

ちゃこの目眩、犬と塩分のこと

こんにちは!

イモムシカアチャンです!

柴犬のちゃことミミ、元野良猫のママとハクの記録です。

ちゃこが目眩で倒れました。2時間ほどで落ち着きましたが、足元がふらつき、目がきょときょとし、目がまわるから気持ち悪かったのでしょう、吐いてしまいました。

トオチャンがちょうどその日はうちにいたので、トオチャンがちゃこを介抱し、添い寝しているうちに落ち着いてきました。

病院へすぐに連れていき、血液検査をしましたが異常なし。念のため詳しい甲状腺異常の血液検査もお願いしました。後日結果の連絡をいただきましたが、甲状腺の方も異常なしの結果でした。

たびたび再発するようであれば、他の病気も疑わなければなりませんが、ちゃこも初老期を迎え、お年頃です。

食べ物や暮らし方を少しずつ、ちゃこにとっていい方に変えてあげなくちゃいけないなぁと考えています。

犬と塩分のこと

「犬にとって人間用に味付けされた食べ物は塩分が多すぎるので良くないのは常識だけど、塩分が全く必要ないかというと、そうではないはずだよね」とトオチャンがつぶやきました。

え?!確かに。

今回、ちゃこが目眩で倒れたことをきっかけに、犬にとって塩分はどの程度必要なのか、塩分を与えることの注意点なども調べてみました。

ちゃこ

塩分が不足したときに起きる症状

汗をかかない犬の体内で塩分が不足すると、どんな症状になってしまうのか。

普通に生活していれば、塩分が不足して血液中のナトリウムイオン濃度が低下することはないそうです。

ただ、いつもよりたくさん水を飲んだ時などに低ナトリウム血症(水中毒)になることがあります。

[塩分が不足したときに起きる症状]
・嘔吐
・ふらついて歩けない
・痙攣
・極度の疲労
・呼吸困難
・腹部がふくらみ、多量の排尿

ちゃこは、朝ごはんと夜ごはんを食べています。

体重は12キログラム。一日のドッグフードの量は150グラムぐらいが適量とパッケージに記載されていますが、ちゃこの場合は、ドッグフードはその半分ぐらいです。

お肉や野菜を煮込んだものをトッピングしてあげています。

ちゃこは、子犬の頃からあまり水を飲まない子だったので、心配でそのようにしてきました。

ところが、カアチャンは、塩分はいけないものだと思い込んでいたので、手作り食の塩分はゼロです。

さて、ドッグフードのナトリウム量は、0.3%です。

100グラムのドッグフードに対して、ナトリウムは0.3グラム=300ミリグラムだということになります。

10キログラムぐらいの犬は、150グラムのドッグフードが適量と記載されていますので、1.5倍程度のナトリウム量になります。

つまり450ミリグラムです。

ちゃこの場合はドッグフードが70グラム程度なので、210ミリグラムのナトリウムしかとっていないことになります。

ナトリウムを塩分に換算する式

ナトリウム量(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g)

210ミリグラム×2.54÷1000=0.53グラム

ちゃこは一日に0.5グラムしか塩分をとっていなかったことになります。

少なすぎる!絶対に!

長雨が続く今年の梅雨。人間でさえ自律神経が乱れて調子を崩す人がたくさんいます。

犬にも塩分は必要

犬は人間のように汗をかかないため、暑い時期でも積極的に塩分を取る必要はないそうです。

けれども、犬も人間と同じ哺乳類です。

生命維持のためには塩分が必要です。人間ほどではなくとも適量の塩分は必要だったのです。

塩に含まれるナトリウムやカリウムは犬の体の中でどんな働きをするのか調べてみました。

・血液の浸透圧の調整
・水分バランスの調整
・神経の伝達
・糖分やアミノ酸の吸収

人間と変わりありません。

塩分の役割

細胞膜は、細胞内部にカリウムイオン、細胞外部(血液)にナトリウムイオンの多い状態を仕切る働きをしています。

情報の伝達は電流を起こして行われるのですが、これは細胞膜が一時的にイオンの透過性を変化させることで、ナトリウムを細胞内部へ、カリウムを細胞外部へと逆転させることで起きています。

この電流は微細なもので、細胞外液のナトリウムイオン・カリウムイオンが、一定のレベルに保たれていないと上手く発生しません。電流の発生が上手くいかなければ、神経の情報伝達、心臓の収縮などに不具合が生じます。

細胞の電気情報が伝達されなければ、生物は生きることができないのです。

ナトリウムとカリウムがとても重要な成分である、細胞の電気情報の伝達が生きる上で必要不可欠である、ということが分かりますね。

ここで大切な成分の一つとして、塩分が挙げられます。塩分はナトリウム濃度を維持するために欠かせない成分であり、電気情報の伝達にとっても重要な存在だといえます。

塩の主成分は塩化ナトリウムであり、代表的なミネラルです。電気情報伝達の他にも、栄養素(アミノ酸など)の吸収や運送に関わっており、ミネラルバランスを保つためにも必要不可欠な存在といえるでしょう。

http://psnews.jp/dog/p/46328/

塩分は浸透圧を調整する役割

塩分の主成分であるナトリウムには、カリウムと共に水分バランスを維持したり、細胞外液の浸透圧を調整するという大きな役割も担っています。浸透圧が一定の状態でなければ、細胞がしぼんだり、水膨れとなってしまうのです。

水中毒と呼ばれる病気を知っているでしょうか?これは一度に多量の水を摂取することで、血液の浸透圧低下を招き、結果、赤血球が膨らんでパンクすることで、溶血性貧血を起こすものです。

血液の浸透圧の調整は、水の量とナトリウムでされています。この場合に塩分を摂取すると、ナトリウムが浸透圧を調整するので、赤血球の破壊を防ぐことができます。

塩分の過剰摂取はもちろん危険ですが、塩分不足も健康にとっては良くないことだということが分かりますね。

犬は人間と比べると、塩分に対して鈍感だといえます。塩分に対する感覚が人間ほど発達していないのです。

そのため、塩分不足や過剰摂取に関しては、飼い主さんがしっかりと管理する必要があります。

http://psnews.jp/dog/p/46328/

犬に必要な塩分の量

犬が塩分不足になり、低ナトリウム血症に陥ると、軽い下痢や嘔吐、動けないほどの状態になるそうです。

ドッグフードにも、ジャーキーにも、ビスケットにも、普段何げなくあげているものには塩分が含まれています。

ドッグフードだけの食生活であれば、おやつであげた塩分はプラスアルファになってしまうので、どれくらい塩分を与えたのかきちんと把握する必要があると思いました。

逆に、半分は手作り食のちゃことミミの場合は、むしろ塩分が足りていない可能性が高いです。

普段あげている食べ物の塩分量を把握しないといけないと思いました。

大昔、野生で生きていた頃、犬は動物の肉を大量に摂取していました。

動物の肉には当然血液が含まれており、血液は高塩分。犬は高塩分のものを食べても、塩分をおしっことして排出する機能を備えているのです。

ただし、健康な状態では塩分の排泄機能が働いていても、腎臓や心臓に疾患があれば排泄機能が制限されてしまうので、十分な注意が必要であることは言うまでもありません。

犬に必要なナトリウム摂取量は諸説あります。

犬が必要とする一日のナトリウム摂取量は体重1キロあたり50ミリグラムと言われ、体重10キロの犬では500ミリグラムとなります。

これを塩分に換算すると、体重10キロの犬には1.27グラムの塩分が必要ということになります。

つまり、柴犬は10キロぐらいなので、1.3グラム程度の塩分はとらなくてはならなかったのです。

ちゃこは、0.5グラムでしたから、半分しか与えていなかったことになります。

反省です。。。

ちゃこ

ナトリウムを塩分に換算するには

以下の計算方法で算出します。

① 愛犬の体重(kg)×ナトリウム推奨値(50mg)=1日に必要なナトリウム量(mg)
② ①で計算したナトリウム量(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g)

人間の場合、一日に必要な塩分量目標値は、5グラム未満とされています。

WHO(世界保健機関)が推奨する数値です。厚生労働省による目標値の場合は、男性8グラム、女性7グラムとされています。

ここで、上記の計算式を使用して体重が60キロある犬の食塩相当量を計算してみます。

① 60kg×50mg=3000mg
② 3000mg×2.54÷1000=7.62g

この結果を見ると、成人男性が60キロである場合、犬と人間とでの塩分推奨量には大差がないということが分かります。

またまたやってしまいました。

ちゃこ、ミミ、ごめんね。絶対、塩分が少なすぎたと思う…。