元野良猫のハクの生い立ち

元野良猫のハクの生い立ち

こんにちは!

イモムシカアチャンです!

元野良猫のハクは、カアチャンの農具小屋で生まれました。

野良猫が、農具小屋の隙間からもぐりこんで、空っぽの植木鉢の中で出産したのです。

出産は、家族みんなで旅行しているときだったようで、帰宅し、農具小屋の前を通ったときにかすかな鳴き声が聞こえ、「え!?」と思い確認したところ、5匹が団子状態になって「ピーピー」鳴いていました。

まるで、小鳥のような声で。

母猫はいませんでした。夜になっても帰ってこない。朝になってもいない。

このままだと、みんな死んでしまうのではないかと思い、まずは段ボールにバスタオルを敷いて、保護しました。猫用の粉ミルクを買い、哺乳瓶を買い、人肌に温めて一匹ずつ3時間おきにミルクをあげ、うんちが出るようにティッシュの角でお尻をコチョコチョして促したり、農具小屋で面倒を見始めました。

元野良猫のハク
保護したばかり

左の子がハクです。鼻の下に伯爵のようなひげ模様があったからです。まだこのときは、メスなのか、オスなのか、わかりませんでした。右目もまぶたがくっついてしまっていて、ハクだけが開かない状態。この子は片目になっちゃうかな、と心配で、毎日目の周りを優しくマッサージしました。

頭の黒い毛の模様で、「ブン(黒毛と白毛が2分割だった)」「クロ(真っ黒だった)」「セン(白い一本線が入っていた)」と名付けました。そう、4匹。

最初は、5匹だったのですが、いつのまにか4匹になっていました。夜の間に、行方がわからなくなってしまいました。

下の写真は、みんなずいぶんしっかりしてきた頃の写真です。左から、セン、クロ、ブン、ハクです。

元野良猫のハク
動くものに夢中
元野良猫のハク
ハクとブン

そして、この頃、母猫が帰ってきました。「その子たちはあたしの子だにぁ?」とやってきて、一匹ずつくわえて連れて行ってしまいました。目の前で。返してくれと言うのだから、返した方がいいのかも?とか、瞬時にいろいろ考えてしまいまして・・・。

元野良猫のママ
元野良猫のママ

でも、私が畑仕事をしていると、母猫が近くまで来て「にぁ」と言います。何度も何度もやってきて、「にぁ」と言うのです。そのうち、私はポッケに煮干しを入れて畑仕事をするようになりました。「にぁ」と言われたら、煮干しをあげる。最初は投げて煮干しをあげ、だんだん近くに投げ、最後は手から食べるようになりました。そろそろ抱っこしてみるか?と、手を伸ばしたら、母猫に「こっちだにぁ」と言われ、着いていくと、そこには4匹の子猫がちゃんと待っていました。材木置き場のブルーシートの下で。

段ボール箱を持ってきて、一匹ずつ箱に入れている間も、母猫は嫌がりません。段ボール箱を抱えて歩き始めると、母猫もついてくる。おばあちゃんが使っていた離れの部屋で保護しようと思い、部屋の戸を開けたら、母猫も入ってくる。

決心しました。母猫は、ママと名付け、飼うことにしました。そして、子猫は里親を探すことにしました。

母猫の母乳で、兄弟一緒に育った方がいいんだろうな、と思ったのです。

まずは、母猫を動物病院へ連れていき、検査してワクチンをうちました。問題なし。母乳もOKとの診断結果。さっそく、母乳再開。

元野良猫のハク
元野良猫のハクとクロママの乳を飲む

母乳が終わるころ、母猫の避妊手術。子猫たちの健康診断。里親探し。

ハク以外はみんな男の子だったので、里親に出すことにしました。男の子は「エクスカーション」したがると聞きました。旅に出たくなってしまうのだそうです。(なんだか、かっこいいですよね!)

だんだん情が移ってきていたので、4匹の子猫をすべて里親に出すのはあまりにも寂しくなってしまい、ハクをうちで飼うことにしました。

別れるのはつらかったけれど、すでに柴犬のちゃことミミもいたので、仕方がありません。里親さんには直接会って、愛してくれるだろうと私が感じた方に引き取っていただきました。すでに、ハクは、私の膝の上にのぼってくるようになっていました。

元野良猫のハク


膝の上にのぼろうとするハク
元野良猫のハク
いたずらしたときのハク

今では、野良猫だったとは思えないほどの家猫っぷりです。いつも二人仲良く日向ぼっこしています。その後、農具小屋はもぐりこめないようにしました。でも、そんな野良猫ちゃんはたくさんいるんですよね、まだまだたくさん。ちょっと、複雑な気持ちになります・・・。でも、飼うと決めたママとハクのことをまずはしっかり愛したいと思います!!

元野良猫のハク
元野良猫のハク

それでは、おやすみなさい。