こんにちは!
イモムシカアチャンです!
みなさんは、朴の木をご存じですか?すごく大きな葉っぱの木です。
葉っぱには香りがあり、殺菌作用があるため食材を包んで、朴葉寿司、朴葉餅などに使われます。
また、落ち葉となった後も、火に強いので味噌や他の食材をのせて焼く朴葉味噌、朴葉焼きといった高山名物の郷土料理の材料として利用されています。
柴犬のちゃことミミの散歩コースに、朴の木があります。
これが朴の木だという認識がないままずっと散歩をしていたのですが、ある時友人が朴葉味噌を作ってくれ、とてもたのしくて自分もやってみたいなと思い、そんな目で山の木を眺めていると、あちこちにあるじゃありませんか!
でも、どれも背が高くて届かないのです。
けれども、柴犬のちゃことミミの散歩コースの朴の木は、伐採したばかりなので、手が届くところに大きな葉っぱがあるので、すごく取りやすいのです。
普通、朴葉味噌は、枯れた葉っぱで作ります。ちょうど、そろそろ枯れてくる季節。
新緑の季節に青々とした朴葉で味噌を作るのも、春らしくていいのですが、少し肌寒くなってくるこの季節に暑い夏の終わりを感じながら楽しんでみてはいかがですか?
お客様が来た時はもちろん、家族みんなでつつきあうのも楽しいですし、フライパンで作っておいて、おにぎりにつけて食べるのもおいしいので、ぜひやってみてください。
旅館で食す朴葉味噌
おしゃれですね。
チロチロと燃える火の上に枯れた朴葉の葉っぱ。
これがいわゆる飛騨高山の郷土料理です。

家族みんなで朴葉味噌
これは、野菜ボックスをお届けしたご家族の食卓です。
春の新らしい葉っぱをお届けしました。
ホットプレートにアルミホイルを敷いて、まだ青々とした朴葉の上に味噌と野菜とお肉をのせて、団らんを楽しんでいる様子を写真にしてくださいました。



カアチャンの朴葉味噌 作り置きおかず
これは、カアチャンがお弁当用に朴葉味噌を作り置きするためにフライパンで作っている様子です。
野菜は、あるものをいろいろ入れました。
お肉はあまり使いません。お肉の味が野菜にまわれば十分です。
この時は、アスパラ菜という葉っぱがたくさんあったので、細かく刻んで味噌と混ぜて朴葉の上にのせ、さらにその上に牛肉をのせました。
お肉や野菜に火がしっかり通って水気がなくなるまで混ぜます。
お弁当のおかずなので、びちゃびちゃだと困りますので!



朴葉味噌の作り方
もともとは、朴葉味噌は、高山の厳しい冬の季節に、凍ってしまったお漬物とお味噌を朴葉の上で合わせ温めて食べたことがはじまりです。
ですから、本当は葉っぱは枯れているものを使うのです。
現在では、味噌にお野菜や、しいたけなどのきのこ類を混ぜたり、特上の牛肉と一緒に混ぜながらいただくおもてなしの料理としてふるまわれるようにもなりました。
高山の味噌は、塩気が控えめで甘みのある味噌です。
ですから、味噌をそのまま焼くのではなく、ねぎやしいたけ、えのきなどのきのこ類を細かく切ったものを混ぜ、料理酒やみりん、お砂糖などでお好みの味に調整して葉っぱにのせます。
牛肉だけでなく、ブリとの相性もいいそうです。
どうぞ、朴の木を見つけたら試してみてください。
インスタグラム短歌・狂歌
インスタグラム@imomushikaachanに投稿している短歌・狂歌です。31文字4500首を目指しています。デザイン画像はCANVAで作成しました。
31文字の縛りがあると感情をコントロールしやすいので、 せっせと書いています。
ここに載せたものは以前投稿したものです。前はこんな気持ちで31文字を作っていたんだなと思うと、短歌・狂歌というのは気持ちの記録になるんだなとつくづく思います。
最近のものはインスタグラムをフォローしていただければのぞけます。ぜひ。


















それでは、おやすみなさい。