こんにちは!
イモムシカアチャンです!
哀しいことに、レタスの苗づくりを失敗してしまいました。育苗は本当に難しいです。
どうして失敗したのか、まとめながら反省して、次につなげたいと思います。
がっかりの苗はこちら↓

ひょろひょろと細長い状態を徒長といいます。茎や葉が無駄に長いのです。
そのまま植えたら、風にも雨にも弱く折れてしまいます。植えて根付いたとしても、その後病気にかかりやすかったり、大きくなれなかったり、たくさん収穫できなかったりします。
徒長の原因
原因は5つありました。
- 日あたりが悪すぎる
- 水が多い
- 温度が高い
- 混み合っている
- 肥料が多い
1.2.3.に当てはまりました。
1.は、昨年の屋根は透明でしたが、今年は張り替えたので、窓からの光しか当たりませんでした。苗は光を求めて上へ上へと伸びていき、茎も葉も細くひょろひょろとしたわけです。
2.は、朝の水やりだけでは土が乾きすぎてしまったので、夕方に水をあげたことが一番よくなかったと思います。夜も水を吸い上げ続け、水でパンパンに成長してしまいました。
3.は、成長を早めたくて、ホットカーペットを敷いたことが昨年と違います。夜が寒いので、夜にホットカーペットを使いました。苗には昼夜の温度差が大切でした。
氷点下はいけませんが、夜も温めてしまうと、昼間の光合成でつくった養分を蓄えるのではなく、成長するためにだけ養分を使ってしまうそうです。芽だしを促すためだけにホットカーペットは使うべきでした。
苗は、養分をつくって→蓄えて→つくって→蓄えてと繰り返すことが大事だとわかりました。
4.は、大丈夫でした。出てきた芽が混み合っていると、競争してどんどん上に伸びてしまうのです。
5.は、肥料、とくに窒素分が多いと、生まれたばかりの芽は伸び過ぎてしまいます。カアチャンは、いつも種まき用の培養土を使っているので、これも大丈夫です。
では、どうしたらいいのでしょう?



↑こんな苗が作りたいです。
レタスはもともと虫がつきにくいので、育苗で農薬を使わなくても育てられるので、心配はいりませんが、やはりキャベツやブロッコリーなどのアブラナ科の苗は虫がつきやすいので、育苗のときから農薬を使っているものが多いです。
出荷するときには、抜けてしまうので、残留農薬検査は通ってしまうのでしょうが、使わないに越したことはありません。
家庭菜園ですから、できれば農薬を使いたくないのです。丈夫な苗を作りたいです!
対策1.光にしっかり当てる。直射日光は日除けで遮る。
対策2.土は乾かし気味にする。朝水をあげ、夜は適度に乾いているようにする。
対策3.昼と夜の温度差をつくる。でも、夜は氷点下にはならないようにする。
この3つは最低限解決しないといけないなぁ。
それから、虫除けも必要。農薬は使いたくないのです。若い芽は美味しいから、虫がつきやすいので、網戸が必要ですね。
網戸から適度な風通しがあれば、葉をなでるくらいの風が苗を丈夫にしてくれるそうです。成長ホルモンが出て、ガッチリ苗になるそうです。ナデナデしてあげるのは、大事なんですね!
いずれにしても、過保護はだめです。カアチャンは大体にして過保護です。いけませんね。
育苗ハウス、小さくていいから作りたいなぁ。以上、反省でした。