コシアブラ(漉しあぶら)のこと

コシアブラ(漉しあぶら)のこと
2019年5月1日

こんにちは!

イモムシカアチャンです!

今回は、コシアブラについてです。山菜シーズンは駆け足で通り過ぎていきます。カアチャンも頑張って投稿します。

コシアブラ
コシアブラ

山菜の女王

コシアブラはウコギ科です。ウドやタラの芽と同じ科です。木の芽の部分を食べます。成長すると15mから20m以上の大木になり、はるか上の方に葉っぱがありますので、木登りでもしない限り採れません。切り倒してしまうヤバい人もいますが、それはマナー違反ですし、種がこぼれて小さな木が増えるために必要な親木なのでやめてほしいです。

花は、8月頃から9月にかけて黄緑色の花を沢山付けます。

名前の由来は、この木の樹脂を絞って濾したものを塗料として使ったからだそうです。

沖縄を除く全国に自生しているそうです。春先、まだ他の木が芽吹く前の明るい雑木林などで見つけられます。落葉樹です。秋には葉の色が黄色くなり、だんだん白く変わって、葉を落として、冬は枝だけになります。

春に枝の先から一斉に筆のような芽をつけます。筆の形をした葉っぱで初物ですから、とても珍重されます。透き通るような黄緑色で、艶々と光っています。おめでたい感じがします。その芽がコシアブラです。「山菜の女王」とも呼ばれています。

身近な山でも採れますが、木質が柔らかいので折れやすい高木です。木登りして採るのはとても危険なのでやめてくださいね。高山では、気温が低いので夏近くまで採る事が出来ます。開いてしまった葉でも、食べ方によってはおいしくいただけます。

保存について

コシアブラは日持ちしません。香りが大切な食材です。新鮮なうちに食べるか、調理して保存するか、どちらかがいいと思います。

長期間保存したい場合は冷凍という方法もあります。その場合は、薄めの塩を加えて沸騰している湯の中でさっと茹で、水で冷やしてアクを抜き、色を出し、よく水気を切って、急速冷凍できるようなバットに広げて、一気に冷凍します。凍ったものをラップで包み、さらに保存袋に入れて冷凍しておきます。

更にもっと保存したい場合は塩漬けにします。 ・・・と、書きましたが、やはりカアチャンは調理してから保存するのがおすすめです。

下ごしらえ

付け根のハカマを取って使います。写真右側がハカマを取ったものです。アクがあります。アクも旨味と思える人は取る必要はありません。

油と相性がいいので、天ぷらにする事が多いです。その苦味がコシアブラのおいしさでもあるので、カアチャンは、チャーハンにしたり、混ぜご飯にしたりします。独特の香りがごはんに移り、春だなぁと季節を感じさせてくれます。大きくなってしまった葉っぱは、苦味が目立ってきますが、固い軸を除いて細かくしてかき揚げにするなど、使い方はあります。

コシアブラ

混ぜご飯とチャーハン

どちらも、調理しておけば、冷凍でも保存できます。

◆まぜごはんの素

  1. コシアブラのはかまを取り除きます。
  2. 柔らかい筆上のものはそのままでも、半分の長さでも構いません。葉が開いているものは、細かくした方が歯に当たらず食べやすいです。
  3. 鍋底が広いフライパンにコシアブラを広げます。
  4. 上から砂糖を適量(水だしのため)、さらにお水を適量(誘い水のため)、しょうゆとみりんとお酒を入れてコトコト煮詰めます。
  5. 誘い水で入れた分くらいの水分が煮切れて、コシアブラがクタッとしたらできあがりです。

誘い水・・・ 料理をする上で誘い水はとても有効だと思っています。少量のお水が素材の水分を導きだしてくれます。火の通りが早くなりますので、油の量も減らせますし、素材から水を出すための塩や砂糖の量も減らせます。

コシアブラ混ぜごはん

◆チャーハンの素

  1. コシアブラのはかまを取り除きます。
  2. こまかく刻みます。
  3. フライパンに油を適量注ぎ、火をつけます。
  4. コシアブラをフライパンに入れて、砂糖を少し多めに入れます。誘い水も入れます。
  5. コシアブラに火が通ってきたらしょうゆとみりんで味をつけます。すき焼きの味つけくらいが美味しいです。
  6. 冷めたご飯をフライパンに入れます。やさしく混ぜながら、ご飯を焼き、ご飯がほぐれてパラパラしてきたら出来上がりです。

※カアチャンは、5の工程で保存してしまいます。炊き立てご飯に混ぜるだけでも、チャーハンのようになります。油を控えた料理になります。

コシアブラ
コシアブラ
コシアブラチャーハン
コシアブラチャーハン

ぜひおためしください!

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