ナスの力は熱冷まし

ナスの力は熱冷まし

こんにちは!

イモムシカアチャンです!

今回はナスです。土用の丑の日には、うなぎの代わりにもなるというナスの話をあれこれと。

ナスは嫁に食わすな

ナスは嫁に食わすなということわざがあります

嫁に対する姑のいじわるのように聞こえますが、反対に嫁の体を思ういたわりの言葉です。

ナスは、野菜のなかでも体を冷やす作用がとても強いため、嫁が気温の下がっていく秋にナスを食べ過ぎたら、体を冷やして流産しやすくなるのではないかと心配しているのです。

『本草綱目』にも、

「なすは、熱を冷まし、古い血を除き、痛みを止め、腫れを消し、腸の働きをよくするが、体を冷やすため、多く食えば必ず腹痛を起こし、下痢を招き、婦人は子宮を傷める」と書かれています。

必ず、体を温める辛味の食材と合わせたり、温め効果の高い油で加熱するなど、日本人は昔からナスの害を防ぎながら、薬効を十分取り入れる工夫をしてきました。

原産地は、インドです。
熱帯地方を原産としています。

栽培の歴史は3000年前にさかのぼり、日本では江戸時代の頃から栽培されるようになりました。

旬は、7月~9月です。
ちょうど、夏の暑い季節の野菜です。

成分は、水分が90パーセント!

水分が90パーセント以上あり、ビタミンやミネラル類はあまり含まれていません。

「ナス紺」と呼ばれる紫紺色の皮に含まれる成分は、アントシアニン系の色素です。

アントシアニンはポリフェノールの一種で、活性酸素の働きを抑制し、ガン予防の他、血管をきれいにし、動脈硬化や高血圧を予防する効果があるそうです。

ブルーベリー同様に、目の疲労や視力の回復効果があります。

アントシアニンのない青なすや白なすもあります。

ぬか漬けにすると、ビタミン、カリウムが2倍

ぬか床にはカロテン、ビタミンB1、B2、カルシウム、カリウム、ナイアシン、食物繊維などが含まれているため、栄養価が高まります。

ぬか漬けのコツは最後に紹介します。

注目のナスニン

紫紺色の皮に含まれるナスニンは、血中コレステロール値を下げ、動脈硬化を防ぐ作用があるので、皮ごと調理した方がいいです。

水溶性なので、水にさらさないようにした方がいいので、あく抜きのためや黒ずみを予防するなら、切ったらすぐ調理が基本です。

ビタミンCを含む食材と組み合わせるとさらにナスニンの効果がアップするそうです。

ナスの効能

薬膳や食養生の分類である五味五性では、甘味・寒性に属する食材です。

効能を箇条書きにしました。

  • 体の熱を冷ます
  • 口内炎・乳の痛み(炎症)を鎮める
  • 不調の原因になりやすい滞った古い血を取り除く
  • 止血する

民間療法

ナスは古くから口内炎や歯痛など熱をもった炎症に有効な民間療法に用いられた冷やす性質の強い野菜です。

江戸時代の『和歌食物本草』では、

茄子こそ 味わい甘く 寒のもの 冷えたる人は 食すべからず

とあります。

ナスは甘味で体を冷やす性質があり、冷え性の人はたくさん食べてはいけない

という意味です。

冷え性の人がナスをたべすぎないよう和歌で注意を促しています。

この冷やす力は、体の過剰な熱を冷まし、古い血を取り除き、炎症を鎮めて、痛みや腫れをやわらげます。

保存

焼きナスは保存がきく

焼きナスの皮をむいてラップで包み、冷凍保存します。

炒め物や汁ものの具として重宝します。

干しナスは長期保存が可能

ざるに並べ天日で干すと2~3時間の半干しでも驚くほどうまみがアップします。

水分をすっかりとばして乾物になったら長期保存も可能です。

乾物のナスは、水で戻してから煮物や汁ものの具などにできます。

土用の丑の日に【ナスのかば焼き】

ナスを油で揚げ焼きして、トロトロにし、うなぎのタレを絡めてごはんに乗せるだけです。

縦長に切って焼くと、見た目がうなぎみたいになります。

山椒を散らしましょう。

群馬県太田にある「ナスの蒲焼」で有名なお店はこちら

ナスの効能をおいしくいただくレシピ

ナスのぬか漬け

ナスのぬか漬けは、いかに色よく漬けるかがポイントです。

これが難しいのですが、みょうばんや鉄と一緒に漬ける方法もあります。
でも、おすすめはたっぷりの塩でもむ方法です。

丁寧に塩もみしてアクを出し、表面に塩の膜をつくることで変色を抑えます。

ナスが変色しやすい理由は、アントシアニンが乳酸菌の酸と反応するためです。

ナスを塩もみして表面の塩分を高めれば、皮周辺の乳酸発酵が抑えられます。
酸との反応を減らすことができるため、変色が防げるのです。

また、ナスは触って柔らかいものを漬けこまないと漬けあがったときも固くておいしくありません。

ナスの皮が固いときはまな板の上でギュギュっとよくもんでから水洗いするとよいです。

ナスの揚げ煮

油で揚げてから煮込むことで体を冷やす性質をやわらげることができます。

ししとうや青とうがらしやピーマン(辛味・温性の食材)と一緒に揚げてしまいます。

揚げたナスやししとうをつゆの素とすりおろした生姜で煮ます。

最後に青じそ(辛味・温性の食材)を散らします。

ナスの冷やし過ぎてしまう力を辛味・温性の食材と一緒に調理することで和らぐので、夏のおかずとして重宝します。

インスタグラム短歌・狂歌

インスタグラム@imomushikaachanに投稿している短歌・狂歌です。31文字4500首を目指しています。デザイン画像はCANVAで作成しました。

31文字の縛りがあると感情をコントロールしやすいので、 せっせと書いています。

ここに載せたものは以前投稿したものです。この頃はこんな気持ちで短歌を作っていたんだなぁと思うと、短歌って感情の記録なんだとつくづく思います。

短歌 集まって
短歌 大義成す
短歌 蕁麻疹
短歌 神の風
短歌 穂高には
短歌 保護犬の

それでは、おやすみなさい。