タネ・苗のきほん

タネ・苗のきほん

こんにちは!

イモムシカアチャンです!

せっせとタネを蒔いています。

朝起きて窓の外を見ると、霜が降りている日がまだあります。畑に直接タネを蒔いても、芽が出るのはいつになるのかわかりませんので、育苗棚でタネを蒔き、苗を作ることにしています。

新芽はとても柔らかく、そしてとても弱く、虫や鳥も大好きなので、生存確率がかなり低くなります。

畑に直接蒔くよりも、育苗棚で育てた方がタネが節約できます。タネはけっこう高いのです。

育苗中は、暑くなり過ぎないように、水切れしないように、いつも気にかけてあげないといけないので、不自由ですが、スクスク育っていく苗を見て、ウキウキします。

・・・と、育苗マスターのような振る舞いをしておりますが、じつは育苗がとっても苦手です。

過保護なので、水をあげすぎて徒長してしまうことしばしば。

去年までは、南向きの窓のある室内で育てていましたので、どんどん南側に傾きながら徒長していました。

今年は、洗濯干し場に育苗棚を置いているのです、三面採光です。

それでも、やっぱり南側に伸びています。昨年までに比べたらずいぶんマシですが。

植物はやっぱり四面採光の方がいいんだろうなぁといつも思います。天井もいれたら五面です。

自然の太陽(光)の動き。これが大切なんだろうと思います。

育苗ハウスは欲しいけれど、どうしてもヒートマットが必要になるので、電気設備の工事もしなくてはならないことを考えると、腰が引けます。

なんとか洗濯干し場の育苗棚方式でうまくやれるように工夫しているところです。

そこで、「タネ・苗のきほん」という本を読みました。

「タネ・苗のきほん」

日本種苗協会というところが出している本です。分かりやすく書かれているのでお勧めです。

大賀ハスのこと

タネは生命活動の源。遺伝情報を親から子に伝える媒体としてタネは、風や動物などの力を借りて遠くまで運んでもらって、子孫の分布を広げていきます。

タネは低温や高温、乾燥などの厳しい環境を乗り切るために、それぞれがさまざまな仕組みを備えていて、生育困難な環境が長く続いても種子の状態で耐えて生存できるように進化しています。

千葉県内の2000年以上も前の古代遺跡を発掘した後の地下6メートルの泥炭層から、ハスのタネを大賀博士が発見し、発芽させ、きれいな古代ハスの花を咲かせました。

2000年もの間、ハスは、暗い泥炭層の中でいつか芽を出し花を咲かせる時を待っていたのです。

ロマンだと思いませんか?

この本の内容

この本は、育苗の仕方がメインの本です。

タネの発芽、タネの貯蔵、育苗方法、苗の管理の仕方が丁寧に書かれています。

けれども、読み物として、タネとは何か、タネのつくり、タネの品種改良のこと、タネビジネスのこと、タネと苗の法律のことなど、問題点や課題含めて、全体像が分かるようになっていました。

寡占化が進んでいるバイオメジャー。

バイオメジャーというのは、医薬・農業・化学肥料・農薬を本業とする大手化学系多国籍企業のことです。

ダイズ・トウモロコシ・ナタネなどの穀物類の遺伝子組み換え品種を開発して、高いシェアを誇っています。

種子の世界市場は約3兆円と推定されていますが、約2兆7000億円は穀物類です。

世界の種苗シェアは、モンサント、シンジェンタ、デュポンで約半分を占めています。農薬シェアもこの3社で、約半分です。(2011年のデータなので9年前ですが…)

アメリカでは、この100年で野菜の品種の93%が失われたといわれているそうです。種苗業界の寡占化は、農作物の多様化を減少させる危険性をはらんでいると書かれています。

種苗法改定はNO!

新コロナウイルスでドタバタしている間に、政府は3月3日種苗法改正案を閣議決定しました。

今国会に提出し2021年4月の施行を目指しています。

種苗法改正で問題視されているClusterJapanは、「種苗の知的財産権」が強化され、農民の「自家増殖の権利」が制限される点です。

農水省が定める「自家増殖禁止の品目」は、2016年の82種から2019年には387種にまで増えています。

さらに登録品種が全くないニンジンやホウレンソウや果樹も対象に含まれるようになっています。

3月3日、議論を呼んでいる種苗法改正案が閣議決定された。その何が問題なのか? 議論のポイントである「種苗の知的財産権」と「農民の種子への権利」について農家の視点…
news.yahoo.co.jp

種子の世界市場3兆円のうち、約2兆7000億円は穀物類、残りが野菜種子類です。このパイが大きくなればバイオメジャーはさらに大きくなっていくのだろうと想像できます。

【緊急】種苗法「改定」に反対する署名運動を始めます!
 政府は、3月3日に種苗法「改正」案を閣議決定しました。今通常国会で成立させる方針です。同「改正」案は、これまで認められてきた種子や苗木の自家増殖を事実上、一律に禁止するもので、農家とっては種子を毎年購入しなければならないなど、新たに大きな負担が発生します。農民連は種苗法「改定」の中止を求める個人署名運動に取り組みます。ご協力をお願いいたします。
署名用紙こちらからダウンロードしてください。
 ※ この署名は「国会請願署名」です。必ず自署して、上記の農民連事務所宛てに郵便でお送りください。

http://www.nouminren.ne.jp/index.shtml

種苗法改正と言いたくないので、「改定」にしているのだろうと思います。

カアチャンもタネを守りたいので、育苗がんばります。

新コロナウイルスが世界中に広がり、食料はどうなってしまうのでしょう?

生産者も高齢です。

今年のキヌサヤは、ニホンキヌサヤエンドウです。奈良時代に日本に伝来したタネです。

インスタグラム短歌・狂歌

インスタグラム@imomushikaachanに投稿している短歌・狂歌です。31文字4500首を目指しています。デザイン画像はCANVAで作成しました。

31文字の縛りがあると感情をコントロールしやすいので、 せっせと書いています。

短歌 一杯の
短歌 右往左往
短歌 ごった煮に
短歌 皆様の
短歌 エコバカの
短歌 風向きが

それでは、おやすみなさい。

お知らせ!

野菜ボックスのことや野菜づくりのことは、「イモムシ農園ブログ」で更新しています!

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