「労働者諸君、田舎の両親はお元気か?たまには手紙を書けよ、にゃん」
ママです。
カアチャンとトオチャンに連れられて、あたしとハクは車に揺られて雪の山小屋へ行ってきた。
あたしたちは、猫なので、お家が一番好きなのに。
ペットホテルは嫌だから仕方ない。
今までシッターしてくれた人はお仕事をやめちゃったし、仕方ない。
今回は2回目。
1回目よりは慣れたけど。
でもやっぱり疲れる。
沈む夕日を見て、あたしとハクは今回もよくがんばったとたそがれてる。
ミミだって車は苦手だからすごく頑張ったはず。
ちゃことメメは、車が好きだから心配いらないけれど、それでもやっぱりおうちが好きなはず!
まあ、つきあってやるさ。
トオチャンとカアチャンの面倒、みんなでみてやるさ。